セントルイス・カージナルスが28日、地元で行われたテキサス・レンジャーズとのワールドシリーズ
最終戦となる第7戦に6対2で勝利。対戦成績を4勝3敗とし、2006年以来、11度目となるワールドシ
リーズ制覇を成し遂げた。
ワールドシリーズMVPは、ナ・リーグ優勝決定シリーズでもMVPに輝いたデービッド・フリース三
塁手が選ばれた。「このために戦ってきた。けがをしたり、ミスをしたり、うまくいかないこともあった
けれど、ずっと一生懸命やってきた。こんなに素晴らしい仲間たちに囲まれて、このチームの一員
であることが本当に幸せだ」と、フリースは感謝と喜びの気持ちを爆発させた。
フリースはこのシリーズ全7試合に出場し、第6戦でサヨナラ本塁打を放つなど、打率.348、7打
点、3二塁打という大活躍。野球殿堂入りのボブ・ギブソン投手(1964年、67年)、ダレル・ポーター
捕手(1982年)、デービッド・エクスタイン内野手(2006年)に続き、チーム史上4人目のワールドシリ
ーズMVP受賞者となった。「こういった試合をどうやって戦っていけばいいかは、過去の受賞者た
ちの姿がいい手本だ。俺は彼らなしではここまで来ることはできなかった」とコメントした。
あっぱれフリース流石将来のセントルイスのスター候補。プホルスも今年いっぱいだろうから・・
個人的にこの人がMVPです
前日の第6戦で負ければ終わりの下克上からの2連勝。ボストンの3連敗の後から4連勝を彷彿
させるようなワールドシリーズだったと思います。昨日の3度の奇跡には本当に圧倒されましたし、
つくづく野球の恐ろしさを思い知らされました。テキサスは2年連続のワールドシリーズでの敗退で
ショックも一際大きいと思いますが来年もチーム一丸となりワールドシリーズ制覇を目指し頑張って
もらいたいです。(今年は我がフィリーズが早々と地区シリーズでセントルイスに負けイマイチ気分
がのらない日々が続いてました・・・来年こそはという思いです)
また選手達の最後まであきらめない姿をみて野球少年だった頃を思い出すと共に感慨深いものが
ありました。我を忘れるくらい一生懸命になれる瞬間って人生の中でほんの僅かに過ぎませんが日々の仕事や趣味などにもこれくらい夢中になって取り組めたらいいなと思います。